2006年08月19日

阿檀の木の下で

「波の彼方から流れてくるのは、私の知らない貝殻ばかり」

中島みゆきの、この始まりの「阿檀の木の下で」をテーマに書いてみます。

ちょっと前まで、終戦記念日ってこともあって、テレビで戦争についていろんな議論やゴシップ等が、賑わってましたね。

ふと、いろんなニュースを見ている内に、この曲を思い出しました。

阿檀の木とは、沖縄周辺に生息する木の様です。
実際に見たことは、ありません。

なので、この「阿檀の木の下で」は、沖縄がテーマですね。

「遠い昔にこの島は戦軍(いくさ)に負けて貢がれた」

この歌詞から、やはり戦時中から戦後にかけての沖縄をテーマにしていることが、わかります。
そして、

「誰も誰も知らない日に決まった」

ここの部分、印象的です。
多分、沖縄に住んでいる人々の意志は、全く反映されず、勝手に決められた!
そんな感じを受けます。
そこに中島みゆきさん自身の怒りも感じます。

この島は、誰のもの?

住んでない人たちによって、勝手に何もかも決められ、好き勝手にさせられてきた沖縄。

そこにこの曲の強烈なメッセージを感じます。

「誰も知らない木の根の下は、主の見捨てた貝殻ばかり」

「阿檀の木の下で」での最後の歌詞の部分です。
何か、この60年以上の沖縄をこの歌詞の一説で代弁していることが、見受けられますね。

中島みゆきさんは、メッセンジャーです。
彼女の歌で、学んだこと大きいです。
戦争のこと。
沖縄のこと。

ほとんど無知に等しい私に優しく語りかけてくれるのだから。

この曲、メロディが美しいです。
美しい海や自然をイメージさせてくれます。
それによって、その美しい場所で、美しいだけじゃないことがあった!
たくさんの血が流れ、たくさんの思想が潰され…。
そんな美しい場所で…。

優しく語りかける「阿檀の木下で」。
中島みゆき作品の中でも、特に逸品です。

以下、Amazon.co.jpでの「阿檀の木の下で」を収録したCDの紹介です。
中島みゆき/パラダイス・カフェ

ヤマハの音楽ダウンロードサービス『MySound』
にて、中島みゆきさんの全曲をダウンロード出来ます。

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この記事へのコメント
そうですよね。誰も好きでやりたいといったわけじゃないのに・・・知らないところで何の罪の無い人達が戦に狩りだされて。。。「お国のため」だとか色々昔はややこしかったそうですがやはり,人の命を奪うのはいけないことです。取り戻せないかけがえのない命を我々は無駄にしてはいけないと思いました。
Posted by ひばり吹雪 at 2007年03月05日 21:52
戦の空しさとか、残酷さが、この曲に漂ってますね。
時代が今とは違って、世界中で戦が起こってた時代ですが。
相変わらず、それを教訓に出来ない人たちへのメッセージソングともとれますね。

Posted by 黄色い犬 at 2007年03月05日 23:46
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