2006年08月29日

おだやかな時代

「まだ眠っている町を抜け出して、駆け出すスニーカー」
「おだやかでなけりゃ、残れない時代少し抜け出して」

中島みゆき「おだやかな時代」

この曲は、テレビ朝日「ニュースステーション」で「駅」をテーマにしたコーナーのテーマソングでした。
国鉄からJRへ替わる、そんな80年代後半でした。

当時は、テレビで中島みゆきの曲が聴けるなんて、稀でした。
しかもシングルもアルバムにも収録されず、幻の名曲でした。
当初この曲は、未発表曲でCDに収録されたのは、90年代に入ってからです。
「毎日Broken my heart、声もたてずに」
「毎日Broken my heart、傷ついていた」

このフレーズ、好きです。
「ニュースステーション」で流れてた時の原曲は、この部分がありませんでした。
1番のみのアコースティックバージョンでした。
CD化にあたり、2〜3番とこのサビの部分が追加されました。


この曲、時代がテーマです。
いろんなキーワードが、散りばめてます。

「まだ眠っている町」
「おだやかでなけりゃ残れない時代」
「鳴かない獣が好まれる時代」
「止まり方しか習わなかった町」

そんな時代の背景が見受けられます。
社会批判と言ってしまえば、それまでです。

だけど、言わずにはいられない!

そんな、中島みゆきさんの心境と言うか思いが伝わってきます。

そんな時代だからとか、あきらめの時代。
あきらめることが常識な時代。
夢を追いかけるのは、愚かな時代。
社会の枠内で生きることが理想な時代。

大人しくしてれば良いじゃん!
穏やかに行こうぜ!


そんな世代に向けてのメッセージ。

それが常識だ!
それが社会のルールだ!


そんな時代に向けてのメッセージ。

きっと、中島みゆきさんも闘ってきたのでしょう。
いろんな出来事と衝突してきたのでしょう。
痛いほど、この曲から伝わってきます。

他にも「彼女の生き方」や「ファイト!」等、こう言ったテーマな、中島みゆき作品多いです。
社会に対して、全てに対して言いたいことがある。

だけど、この「おだやかな時代」のラスト近くで、こう綴られます。

「僕に怯える天使たちよ、僕は君ほど強くないさ」

この部分の詞に、い中島みゆきさんのたくさんの葛藤が感じられます。
そして、こう続きます。

「まだ眠っている町を抜け出して、駆け出すスニーカー」
「毎日Broken my heart、声もたてずに」
「毎日Broken my heart、傷ついていた」
「毎日Broken my heart、声もたてずに」
「毎日Broken my heart、傷ついていた」…。
「Broken my heart!」
「Broken my heart!」

中島みゆきさんの心の叫び声だと思います。

声もたてずに傷ついてきた。

以下、Amazon.co.jpでの「おだやかな時代」が収録されたCDの紹介です。
中島みゆき/歌でしか言えない

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この記事へのコメント
おはようございます。おだやかな時代も好きですね〜。PVはいつも見とれてしまいます。皆で楽しくステップ(?!)踏んでいいなあと思ってみてます。歌でしか言えないは大好きなCDの1つです。あや
Posted by あや at 2006年08月30日 08:45
あやさん、コメントありがとうございま〜す。

そうそう、このPV良いですよね。
ちょっとCDと音源が違うんですね。
最後のゴスペルと言うか、コーラスシーンが感動的です。

「歌でしか言えない」は、中島さんの中では曲数も多く、ボリューム感ありますね。
Posted by 黄色い犬 at 2006年08月30日 19:59
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