2006年09月06日

僕は青い鳥

中島みゆき「僕は青い鳥」

中島みゆきさんのアルバム「はじめまして」の1曲目です。
ピアノの伴奏で始まる「僕は青い鳥」

この曲は、「幸せ」がテーマです。
幸せを追い求める心。
幸せを外に求める心。

そんな「幸せ」と「心」の歌だと思います。
「僕は青い鳥、今夜もだれか捕まえに来るよ、銀の籠を持ち」
「僕は青い鳥、誰かの窓辺に歌うよ、銀の籠の中で」

青い鳥を語り口に、人の欲望を描いてます。
青い鳥を幸せに見立てて、自分を捕まえに来る人間の欲望です。

「銀の籠」と言う言葉が気になります。
鉄でも金でも銅でも無く、「銀」です。
「青い鳥」の本の中で出てくるのかもしれません。

「何が見えますか?そこから、僕の命はただの小さな水鏡」
「夢を追いかけて今夜も、誰か捕まえに来るよ、爪を研いで」

外を見続けて、内を見ない。
そんな、メッセージを感じますね。
更に人の激しい欲望が、表れてます。
現代社会、そのものを表している様にも取れます。

出世の為なら、家庭も犠牲にしたり、同僚まで裏切ったり。
或いは、売名行為に走ったり。
お金の為なら、人を騙したり…。

「幸せを追いかけて、人は変わってゆく」
「幸せを追いかけて、狩人に変わってく」
「青い鳥、青い鳥、今夜も迷子」

そんな社会に対してのメッセージ。
私は、そんな風に取ってます。

さて、「青い鳥、今夜も迷子」の部分、ここにヒントがあります。
青い鳥自体、語り口としてますが、あえて迷子になってます。
それは、2番の最後に答えてます。

「青い鳥、青い鳥、それは自分なのに」

自分。
自分の中に、あるってことを暗示させてます。
探し物を外に必死に求めても、そこには無い。
探し物は、実は足元、自分にある。

そう中島みゆきさんは、言っているのではないかと思います。

青い鳥は、幸せ以外に欲望の姿として表してます。
自分の姿とも取れます。
本性ですね。

或いは、自分探しを外で行っても意味が無い。
自分は、常に内の中にある。
そんな印象も見受けられます。

この「青い鳥」、初めて聴いた時は、厳しい印象を受けました。
「中島さん、厳しいことを言ってる。」
そんな風に感じてました。

しかし、この曲も何度も聴き返している内に、独特の温もりがあることに気が付きました。

青い鳥は、純粋な心とも取れます。
言葉で上手く表現できませんが、綺麗な心。
そんな印象も次第に表れてきました。

誰にでも良心は、あるんだよ!

そんな中島さんのメッセージも、あるんじゃないでしょうか?

「青い鳥、今夜も迷子」

あえて、迷子なのです。


以下、Amazon.co.jpでの「僕は青い鳥」を収録したCDの紹介です。
中島みゆき/はじめまして

「僕は青い鳥」を収録した夜会のDVDの紹介です。
中島みゆき/夜会 VOL.3 KAN(邯鄲)TAN

ランキングに参加してますので、記事が気に入った時にでも、クリックしてもらえると嬉しいです。
人気blogランキングへ
 iTunes Music Store(Japan)
この記事へのコメント
う〜ん。奥深いというかやはり,自分自身みんなが青い鳥なのかもしれませんね。
Posted by ひばり吹雪 at 2007年03月20日 20:56
今、この記事を読み返すと、若干「?」な感じかな!
この時は、自分自身がこんな心境だったのだと思います。
又、時機を見て、書き足すかもしれません。
Posted by 黄色い犬 at 2007年03月21日 00:04
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/23355021

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。