2006年09月30日

キツネ狩りの歌

中島みゆき「キツネ狩りの歌」

中島みゆきさんの1980年のアルバム「生きていてもいいですか」に収録。
この「キツネ狩りの歌」は、中島さんにとっては、異色な感じがします。
ややメルヘンなイメージです。

その後の「野うさぎのように」や「夜行」に通じるものもありますね。
アルバム「生きていてもいいですか」の真っ暗な世界の中で、ポツンと明るい陽気なリズムな曲です。

が、詞は、深いです。

「キツネ狩りにゆくなら、気をつけておゆきよ」
「キツネ狩りは素敵さ、ただ生きて戻れたら」
「ねぇ空は晴れた風はおあつらえ、あとは君のその腕次第」

「もしも見事射とめたら、君は今夜の英雄、さあ走れ夢を走れ」

「キツネ狩りにゆくなら、気をつけておゆきよ」
「キツネ狩りは素敵さ、ただ生きて戻れたら、ね〜」

中島さん、軽やかに歌ってます。
ヨーロッパ辺りの民謡な感じもします。
グリム童話とか、そんなイメージもありますね。

「キツネ狩りは素敵さ、ただ生きて戻れたら、ね〜」

この詞の部分が、ちょっと恐怖感もあって、この曲の魅力を引き立ててます。

「キツネ狩りにゆくなら、酒の仕度も忘れず」
「見事手柄たてたら、乾杯もしたくなる」
「ねぇ空は晴れた風はおあつらえ」
「仲間たちとグラスあけたら」

「そいつの顔を見てみろ、妙に耳が長くないか、妙にひげは長くないか〜」

「キツネ狩りにゆくなら、気をつけておゆきよ」
「グラスあげているのが、キツネだったりするから」
「君と駆けた君の仲間は、君の弓で倒れてたりするから」

「キツネ狩りにゆくなら、気をつけておゆきよ」
「キツネ狩りは素敵さ、ただ生きて戻れたら、ね〜」

ブラックな詞です。
メロディは、いたって陽気です。
それが返って、不気味さを醸し出してます。

そう、この曲は、中島みゆきさんにとって、不気味な曲です。
隠れたメッセージが、きっとある筈です。

勝手な持論です。
これ、「キツネ狩り」って、競い合う競技と言うか、そう言うものの様な気がします。
そうだと仮定して、考えるとなんとなく見えてきます。

自我!それを第一優先してると、周りが見えなくなって、気が付くと、…!

やはり、現代社会に対してのメッセージ?

そう考えると深いです。
勝手な解釈です。

ま、謎は、謎のままにしておいた方が、良いかもしれないですね。


以下、Amazon.co.jpでの、「キツネ狩りの歌」を収録したCDと夜会DVDの紹介です。

生きていてもいいですか
ヤマハミュージックコミュニケーションズ
Miyuki Nakajima(著)中島みゆき(演奏)
発売日:2001-03-28
おすすめ度:5.0


夜会 VOL.3 KAN(邯鄲)TAN
ヤマハミュージックコミュニケーションズ
中島みゆき(アーティスト)
発売日:2000-11-22
おすすめ度:4.5


↑この「夜会 VOL.3 KAN(邯鄲)TAN」は、どうしてもチケットが取れず、当時生で見られませんでした。
1年後にビデオで初めて内容を見て、どんなに無理しても、行くべき内容の公演だったと、今でも嘆いてます。
その後の「中島みゆき夜会」を決定付けた濃い内容の「夜会」です。
「キツネ狩りの歌」も何度もこの公演の中で歌われ、幻想的なシーンで使われてます。

ヤマハの音楽ダウンロードサービス『MySound』
にて、中島みゆきさんの全曲をダウンロード出来ます。

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この記事へのコメント
ミステリック+メッセージ性=中島みゆき

こんな方程式が私の頭の中に出てきました。テーマ別のランキングには出てこなくてもそれぞれの曲が良いので聞いてて安心感があります。この曲でそのことを再確認させてくれました。
Posted by ひばり吹雪 at 2007年03月31日 22:46
ミステリック+メッセージ性=中島みゆき

これ良いですね。
本当にそう思います。

この曲は、特にミステリアスな感じですね。
隠れたメッセージも感じられます。
Posted by 黄色い犬 at 2007年04月02日 01:12
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