2006年10月10日

線路の外の風景

中島みゆき「線路の外の風景」

中島みゆきさんの2005年のアルバム「転生」に収録されて、2004年の夜会VOL.13「24時着0時発」で初めて歌われた曲です。
夜会から生まれた曲なのですが、この1曲だけ取っても充分に聴き応えのある曲です。

人生そのものがテーマにもなっている大きな曲です。


「なにごともなく一日が、過ぎ去っていったあの頃は」
「苛立っていた、決められて歩くのが悔しかったんだ」
「なにも疑わずにレールを、何も違(たが)わずにレールを」
「ただ素直に進んでゆく、娘たちがぬるく見えた」
 
「あれから紆余曲折を経て、心は今どこにあるの」
「見渡す限り草原の中、ここは線路の外の風景」
「見渡す限り草原の中、ここは線路の外の風景」

人生を歌ってます。
わかります。
自分も紆余曲折な人生を送ってきたので、よくわかります。

自分の人生を振り返って、その時々の人生に苛立ったり。
そして、レールに敷かれたような人生。
そんな人生に不安を覚えたり。
更にレールに敷かれた線路を何も疑わず歩んでいる人達を横目で見て、蔑んだり。

心。
どこにあるのだろう?
どこに向かっているのだろう?

線路の外の風景。
線路の外に出なくては、全体が見えません。

 
「荒れ果てた地面のすきまに、朽ち果てたレールが寝ていた」
「そんなものあたしのじゃないと、行く先も確かめなかった」
「でも夜に思い出したんだ、夢の中思い出したんだ」
「あれはあたしの夢のレールだ、走ろうとしていたあたしだ」

朽ち果てたレール。
そんな風に見えるときもあります。
実は、それが自分のものだったとしても。
気が付かない時もあります。

そんな朽ち果てたレールの先に、もしも自分の行くべき場所があったとしたら。


「あれから紆余曲折を経て、心は今どこにあるの」
「見渡す限り草原の中、ここは線路の外の風景」
「見渡す限り草原の中、ここは線路の外の風景」
「見渡す限り草原の中…」

線路の外。

もう一つの人生。
本当の人生。

いろんな捉え方が出来ます。

この曲を聴いた時、丁度自分も転機を迎えてまして、歩んでいた線路をあるところまで戻り、そこから違う線路を選びなおし、本来行くべき線路を歩もうと決心したのです。

いろんな意味で、この曲は、個人的に大切な曲です。

転生
ヤマハミュージックコミュニケーションズ
中島みゆき(その他)瀬尾一三(Adapter)
発売日:2005-11-16
おすすめ度:4.5


「線路の外の風景」は、夜会 VOL.13 「24時着 0時発」でも、重要な位置を占めてます。
この物語のテーマでもあります。

夜会 VOL.13 24時着 0時発
ヤマハミュージックコミュニケーションズ
中島みゆき(アーティスト)
発売日:2004-12-15
おすすめ度:5.0


ヤマハの音楽ダウンロードサービス『MySound』
にて、中島みゆきさんの全曲をダウンロード出来ます。


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この記事へのコメント
一番のような心情はまさしく今の私です。家庭内ではないのですが学校では未だに教師の言う事しか聞けない子達しかいないので,あのようにつぶやいてます。どんな世代でも高い支持を得る中島の凄さは全ての人をとらえる感受性と表現力があるからなのでは?とも思いました。
Posted by ひばり吹雪 at 2007年01月25日 19:50
レールに敷かれた人生を歌ってますね。
正しく、それで苛立ちを感じてる人も多い筈。
例え朽ち果てたレールでも自分の人生を歩きなさい!と言ってる様な。

中島さんの表現力と感受性は、他のアーチストよりも群を抜いてますね。
Posted by 黄色い犬 at 2007年01月25日 22:40
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