2006年11月19日

命の別名

中島みゆき「命の別名」

1998年のシングル曲です。
TBSドラマ「聖者の行進」の主題歌でした。
アルバム「私の子供になりなさい」に収録。

シングル曲に珍しく、哲学的な詞の内容です。
大ヒットには、至らなかったものの、中島さんの名曲の一曲です。

「知らない言葉を覚えるたびに」
「僕らは大人に近くなる」
「けれど最後まで覚えられない」
「言葉もきっとある」

「何かの足しにもなれずに生きて」
「何にもなれずに消えてゆく」
「僕がいることを喜ぶ人が」
「どこかにいてほしい」

人の儚い人生の応援歌。
そんな感じがします。

モノ寂しい様な、孤独感。
それに対するもどかしさ!

これだけの歌詞から、いろんなことが連想されます。


「石よ樹よ水よ、ささやかな者たちよ」
「僕と生きてくれ」

何か、精霊の様なもの、心の底で信じてる様な気もしますね。
口を使わない者達に、ささやかな想いを重ね合わせてる様です。
人ではなく、石、樹、水です。
何か、不思議な命が漂ってる様な者達に心を委ねてる様にも感じます。


「くり返す哀しみを、照らす灯をかざせ」
「君にも僕にも、すべての人にも」
「命に付く名前を心と呼ぶ」
「名もなき君にも、名もなき僕にも」

ここで、個人的だったこの「命の別名」ですが、サビの部分で、大衆に対するメッセージが表れます。
個人的内面の世界から、大きな大衆を包み込む世界へのメッセージの発信です。

何度も繰り返される悲しみに対し、慰め的なメッセージです。
心の癒し、強く感じます。


「たやすく涙を流せるならば」
「たやすく痛みもわかるだろう」
「けれども人には」
「笑顔のままで泣いてる時もある」

「石よ樹よ水よ、僕よりも」
「誰も傷つけぬ者たちよ」

「くり返すあやまちを照らす、灯をかざせ」
「君にも僕にも、すべての人にも」
「命に付く名前を心と呼ぶ」
「名もなき君にも、名もなき僕にも」


この「命の別名」は、TBSのドラマ「聖者の行進」の主題歌でしたが、もう一つの主題歌が「」でした。
包み込むような優しさのある「」と、救いを求めるメッセージ色の強い対照的な「命の別名」。

このドラマのプロデューサーは、その時のドラマの内容に合わせて、この2曲の中から1曲を選択した様です。


「私の子供になりなさい」に収録されてる「命の別名」は、アルバムバージョンです。
わたしの子供になりなさい
ヤマハミュージックコミュニケーションズ
中島みゆき(アーティスト)瀬尾一三(Adapter)デビッド・キャンベル(Adapter)
発売日:2001-06-20
おすすめ度:4.5


Singles 2000
ヤマハミュージックコミュニケーションズ
中島みゆき(アーティスト)瀬尾一三(Adapter)
発売日:2002-04-17
おすすめ度:4.5


ヤマハの音楽ダウンロードサービス『MySound』
にて、中島みゆきさんの全曲をダウンロード出来ます。

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この記事へのコメント
『聖者の行進』小さい頃に見たことあるような気がします。だからでしょうか『命の別名』に聞き覚えがあります。確か06年の『オールナイトニッポン』の「お水のみゆきさん」で流れてた記憶があります。いつ聞いても名曲だなあと感心してます。
Posted by ひばり吹雪 at 2007年03月10日 23:13
当時、「聖者の行進」の主題歌の割りに大きなヒットには成りませんでした。
もっと売れても良いと思いますね。

やはりシングル曲としては、珍しいタイプの曲で、80年代までだったら、ありえないことですね。
カップリングの「糸」も「聖者の行進」の主題歌でした。
Posted by 黄色い犬 at 2007年03月11日 22:38
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