2006年11月30日

黄色い犬

中島みゆき「黄色い犬」

1988年のアルバム「中島みゆき」に収録。
管理人のハンドルネームは、ここから取りました。

テクノポップな印象の曲ですね。
今、聴いても斬新な曲です。
当時の御乱心時代の頂点な曲です。

「言い寄る男を袖にして、情のなの字もありゃしない」
「あたしのすべてに惚れたなら、あたしがゼロでも好きかしらね」
「つれない素振りにそそられて、女の値段はつり上がる」
「あたしの昔を許すなら、あたしの明日も許すかしら、ねぇBoy」

「素っ裸で、I Love You」
「素っ裸で、I Need You」
「何ンにもない女でも、愛してくれますか」


前のアルバム「36.5℃」の「毒をんな」に通じる曲です。
“女”をテーマにした曲ですね。

イメージとして、元々御人好しだった彼女は、男に振り回されて生きてきた。
男から見たら、魅力的な女でもあった。
自分でも嫌になるくらい振り回され続けて、今度は男を振り回してる女になった!

勝手なイメージです。


「街じゅう怯える顔役が、あたしの後ろで糸を引く」
「それゆえあたしはちやほやと、言い寄る男にこと欠かない」
「あたしを落とせば顔役と、タイはるつもりの男たち」
「あたしは飾りのただの犬、口添え役にもなれないわ、残念ね」

「素っ裸で、I Love You」
「素っ裸で、I Need You」
「何ンにもない女でも、愛してくれますか」
「素っ裸で、I Love You」
「素っ裸で、I Need You」
「何ンにもない女でも、愛してくれますか」


気が付いたら、みんなが振り向く女になっていた。
それでも傷つけられてきた過去から、男に冷たくなってる女になった。
全ては、自分で作った鎧だった。

いろいろ経験した彼女は、男の魂胆まで、見えてくるようになった。
見たくも無い、男の下心が透けて見えてきた。

いつまで経っても、利用される女で居たくもないが、どうしていいかわからない。


「今度の男は違うはずだから、もう一度信じてこれきりよ」


優しい男が現れた。
見るからに優しい男だ。
この男だったら、信用できるかな?

自分を偽るように鎧で固める女。
思考までも鎧で固める女。

しかし、心の奥では、心から安らげる男を求めてた。
自分を心から愛してくれる男を待っていた。

あざとくなった女の心は、意外にも純粋だった!


「男のことだと思うでしょう、女の話に見えるでしょう」
「言えない危ない話なら、騙りと譬えは紙一重よ」
「彫り深く描けコスメティク、白く白く塗れコスメティク」
「雨のシャワーひと降り浴びりゃ、黄色い肢した犬に変わりない」

「Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ」
「Yes, I'm Yellow 月の色」


この「黄色い犬」、鎧で固めた女なイメージです。
あくまでも個人的見解です。

見も心も汚れきった様でいて、実は純粋な心が生きていた。
そのことにも、気が付かない女。

歌詞をよくよく読み返してみると、純粋な心が、こっそり隠されていることに気が付きます。

  
「Yes, I'm Yellow 綺麗でしょ」
「Yes, I'm Yellow 月の色」


中島みゆき
ヤマハミュージックコミュニケーションズ
中島みゆき(アーティスト)
発売日:2001-05-23
おすすめ度:5.0



「夜会 VOL.3 KAN(邯鄲)TAN」にて、「黄色い犬」が歌われてます。
派手な衣装に身を包んで、ナイトクラブの様な装いで、冷たく歌う中島さんが印象的です。
夜会 VOL.3 KAN(邯鄲)TAN
ヤマハミュージックコミュニケーションズ
中島みゆき(アーティスト)
発売日:2000-11-22
おすすめ度:4.5


ヤマハの音楽ダウンロードサービス『MySound』
にて、中島みゆきさんの全曲をダウンロード出来ます。

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この記事へのコメント
『見返り美人』とか『土用波』を髣髴とさせる名曲ですね。。。凄く優しさを奥に秘めた主人公目線が好きです。
Posted by ひばり吹雪 at 2007年02月18日 15:04
ちょっとした母性愛的な曲ですね。
曲調は、打ち込みサウンドバリバリの当時の御乱心時代の頂点の様な曲でした。
Posted by 黄色い犬 at 2007年02月18日 23:08
黄色い犬という歌、大好きな歌の一つです。

あくまでも私の感想ですが、

日本人と、アメリカさんのお話に思えてなりません。
街中怯える顔役とは、アメリカ
アメリカとやり合うために日本に近づく諸国たち。日本の過去の過ちを許すなら、日本の(同じ過ちを繰り返すだろう)明日も許してね。

いくら化粧で白く塗っても、西洋人をまねても、雨で流れてしまえば、日本人は黄色い肌のアメリカの飾りの犬ね。

でも、黄色い肌って月の色で綺麗でしょう?
中身が空っぽでも、愛してくれる人や国は、きっとどこかにいるかしら?

「安保反対!」なんて、歌のなかでは、あからさまに言えないから、比喩と騙りで女と男の話で、表現したのでしょうね。

「仮面」であり「ミュージシャン」であり、
「黄色い犬」つまり日本人である
『中島みゆき』というアルバムタイトル
Posted by Janus at 2013年11月15日 03:04
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