2006年12月03日

十二月

中島みゆき「十二月」

1988年年のアルバム「グッバイガール」に収録。

丁度、季節柄、この曲を選んでみました。
物凄い曲です。
詞が、重たいです。
曲調も、重たいです。

「自殺する若い女が、この月だけ急に増える」
「それぞれに男たち、急に正気に返るシーズン」
「大都会の薬屋では、睡眠薬が売り切れる」
「なけなしのテレビでは、家族たちが笑っている」

「何万人の女たちが、あたしはちがうと思いながら」
「何万人の女たちと、同じと気がついてしまう月」

「人の叫びも、鴃(もず)の叫びも」
「風の叫びも、警笛(ふえ)の叫びも」
「みんな似ている、みんな似ている」
「人恋しと泣け十二月」


当初、この曲の歌詞に驚きました。
斬新と言うか、ダイレクトと言うか、とにかく強烈でした。

どこか井上陽水的な歌詞です。

華やかな十二月と反して、その華やかさの裏側を描いてます。
華やかな時期なだけ、寂しさが一層深くなる季節。

そんな心の叫びの様な歌です。


「飾り澄ました街なかを、赤い光が駆け抜ける」
「付き添いの誰もない、女たち運ばれてゆく」

「何万人の女たちが、あたしはちがうと思いながら」
「何万人の女たちと、同じと気がついてしまう月」

「好きになるのも、信じきるのも」
「待ちわびるのも、思い切るのも」
「みんな自由だ、みんな自由だ」
「人恋しと泣け十二月」

中島さんの歌声は、これでもか〜っと言うくらい、気迫があります。
寂しい想いを抱えている人を代弁してるかの様です。

この「十二月」は、夜会の第一回目で最後に歌われました。
自殺する人を最後に演じ、ステージから飛び降りるシーンが印象的でした。


グッバイガール
ヤマハミュージックコミュニケーションズ
中島みゆき(アーティスト)
発売日:2001-05-23
おすすめ度:4.5



ヤマハの音楽ダウンロードサービス『MySound』
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この記事へのコメント
興味深く読ませていただき、大変参考になりました。ささやかながら、「応援!!」ぽちっ♪
Posted by 月10万円の副収入を稼ごう at 2006年12月04日 16:33
コメントありがとうございます。
今後も頑張ります。
Posted by 黄色い犬 at 2006年12月07日 13:32
陽水をみゆき風にアレンジした感じですね。直球ストライク。松坂のストレート並みの凄さです。
Posted by ひばり吹雪 at 2007年04月06日 21:21
井上陽水的な世界の曲ですね。
初めてこの曲「十二月」を聴いた時は、衝撃でした。
Posted by 黄色い犬 at 2007年04月10日 00:28
はじめまして
みゆきさんの十二月が
何年リリースだったかを探してたどり着きました

ふと気づけば昨年の記事なのですね;
こんな素敵なサイトさんがあるのを
知らずに過ごしてきて後悔です

もしよろしければまたお邪魔させて下さい
Posted by asuka02 at 2007年12月04日 15:03
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