2007年01月15日

ヘッドライト・テールライト

中島みゆき「ヘッドライト・テールライト」

2000年のシングル「地上の星」と両A面の曲です。
NHK「プロジェクトX」のエンディングテーマでした。
2000年のアルバム「短篇集」に収録。

旅をイメージした曲です。
この旅、人生をテーマにしている様です。

NHK「プロジェクトX」のイメージに合い、「地上の星」とは又印象の違う曲です。
静かに始まるイントロは、壮大な荒野を想像させます。


「語り継ぐ人もなく、吹きすさぶ風の中へ」
「紛れ散らばる星の名は、忘れられても」
「ヘッドライト・テールライト、旅はまだ終わらない」
「ヘッドライト・テールライト、旅はまだ終わらない」


やはり人生を歌ってます。
誰にも知られず生きて死んでいく人達に対しての歌。
所謂、その他大勢の人達への歌。
生きていたことさえ、まるで無かったかのように扱われる、普通の人達への歌。

 
「足跡は降る雨と、降る時の中へ消えて」
「称える歌は、英雄のために過ぎても」
「ヘッドライト・テールライト、旅はまだ終わらない」
「ヘッドライト・テールライト、旅はまだ終わらない」


生きてきた証さえ、泡のような存在で、誰からも相手にされないもどかしさ。
誰でも、生きている限り、一筋縄では生きていけない。
いろんな困難や屈辱の連続で、それらを乗り越えても、更なる困難が待っている。
ひとつひとつの困難を潜り抜けても、褒められるわけでも報われるわけでもなく。
ただただ、気がつけば時だけが過ぎ去り、後に残るものは、それを経験した自分の魂だけ。

2番の歌詞は、短い詞の中に大きなテーマが隠されているようです。


「行く先を照らすのは、まだ咲かぬ見果てぬ夢」
「遥か後ろを照らすのは、あどけない夢」
「ヘッドライト・テールライト、旅はまだ終わらない」
「ヘッドライト・テールライト、旅はまだ終わらない」


この3番の歌詞が好きです。
中島みゆきさらしい詞の内容です。
「夢」を追う人達や「夢」を手放した人への応援歌でもあります。
同じアルバムの「短編集」に収録されている「夢の通り道を僕は歩いている」とリンクしているようです。

夢を追い続け、夢を手放して…。
そんな人達には、中島さんの歌が不可欠な様な気がします。



地上の星/ヘッドライト・テールライト

短篇集
ヤマハミュージックコミュニケーションズ
発売日:2000-11-15


Singles 2000
ヤマハミュージックコミュニケーションズ
中島みゆき(アーティスト)瀬尾一三(Adapter)
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元気ですか
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発売日:2006-06-14
おすすめ度:4.0


奈歩さんがカバーする「ヘッドライト・テールライト」です。
元気ですか
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オムニバス(アーティスト)Bank Band(アーティスト)中島みゆき(その他)小谷美紗子Trio+100s(アーティスト)小谷美紗子Trio(Adapter)徳永英明(アーティスト)坂本昌之(Adapter)坂本冬美(アーティスト)高野寛(Adapter)槇原敬之(アーティスト)小泉今日子 with GOTH-TRAD(アーティスト)
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中島みゆき - 短篇集
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この記事へのコメント
凄い勇気をもらいます。『地上の星』の後是を聞くとなぜか泣けてきます。まさに,中島先生の,世間のサラリーマンたちの人生そのものなので。こういう曲を作るのやはり中島先生しかいませんね。
Posted by ひばり吹雪 at 2007年01月15日 20:25
この曲は「地上の星」同様に「プロジェクトX」のイメージをしっかりと反映した曲で、日常で目立たずにがんばってる人達への応援歌ですね。
詞だけでなく、曲も最高の出来だと思います。
Posted by 黄色い犬 at 2007年01月16日 21:20
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