2007年03月03日

春なのに

中島みゆき「春なのに」

この「春なのに」は、1983年に柏原芳恵さんによって歌われ、当時大ヒットしました。
80年代の卒業ソングの代表的な歌で、柏原芳恵さんの代表曲でもあります。

中島みゆきさんの1989年のセルフカバーアルバム「回帰熱」の最後に収録されてます。

「卒業だけが、理由でしょうか」
「会えなくなるねと、右手を出して」
「さみしくなるよ、それだけですか」
「むこうで友だち、呼んでますね」

「流れる季節たちを微笑みで」
「送りたいけれど」

「春なのに、お別れですか」
「春なのに、涙がこぼれます」
「春なのに、春なのに、ため息またひとつ」


中島みゆきさんにとって、ティーンエイジャー向けの初の曲の様な気がします。
何より、主人公が10代と言うのは、珍しい設定です。

卒業式の日が、この歌の舞台です。
片想いの相手に、なかなか打ち明けられない少女の歌です。
主人公の少女は、卒業生なのか在校生なのか、わかりません。
最後に打ち明けたい気持ちが、うまく表現出来ず、あっけない別れに呆然と立ちすくむ姿が浮かんでくる様です。


「卒業しても、白い喫茶店」
「今までどおりに、会えますねと」
「君の話は、なんだったのと」
「きかれるまでは、言う気でした」

「記念にください、ボタンをひとつ」
「青い空に捨てます」

「春なのに、お別れですか」
「春なのに、涙がこぼれます」
「春なのに、春なのに」
「ため息、またひとつ」


2番の歌詞が個人的に好きです。
片想いの彼の心無い素っ気無い言葉に傷付きます。
相手は傷つけ様としてるのでなく、単純に主人公の少女の気持ちがわからないだけです。
完全な片想いでしょう。
その辺り、10代の少年少女の心境を良く捉えた詞だと思います。

そして「ボタン」
学生服の第2ボタンですね。
最後に第2ボタンをもらって、「空」に捨てて。
片想いの気持ちまで、捨てようとする気持ちの現れです。

そしてタイトルが「春なのに」
春なのに、寂しい切ない気持ち。
その季節感、凄く伝わってきます。
どこかノスタルジックな曲です。

この「春なのに」が流行った頃、自分も中学を卒業する時期でした。
この曲を聴くと、なんとなくその頃の映像が目に浮かんできます。

柏原芳恵さんの「春なのに」の映像です。↓


回帰熱
ヤマハミュージックコミュニケーションズ
中島みゆき(アーティスト)
発売日:2001-05-23
おすすめ度:5.0


柏原芳恵さんのベストアルバムです。↓
ゴールデン☆ベスト
ユニバーサルインターナショナル
発売日:2003-11-26



中島みゆき - 回帰熱
ヤマハの音楽ダウンロードサービス『MySound』にて、中島みゆきさんの全曲をダウンロード出来ます。

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この記事へのコメント
ふくです、こんにちは!
おじゃましています。

「春なのに」懐かしいですね
それに、また、懐かしい!・・・
ザ・ベストテン!
柏原芳恵さんの歌で、見せていただけるとは・・・
ありがとうございました!

この歌が、流行っていた頃は、
確か、高校の1年生の頃前後?・・・
だったような・・・
ものすごく曖昧ですが・・・(笑)
でも、初めて、作詞・作曲が・・・
と、わかったときは、自分もやっぱり
>ティーンエイジャー向けの初の曲
と、思いました。
う〜ん・・・と(笑)
Posted by ふく at 2007年03月04日 10:26
確かに,10代に合わせてる曲は珍しいですね。「聞かれるまでは言う気でした」の部分ではでもみゆき節が何となく出てますね。でも,“春”の歌は同じような曲や卒業ソングが多いですがこれだけは別格のオーラがあると思います。『春なのに』も結構語り継がれてますよね。柏原もテレビに出るときは必ずといっていいほどこの曲を歌ってますね。
Posted by ひばり吹雪 at 2007年03月04日 13:43
ふくさんへ。
たまたま映像を見付けて、貼り付けてみました。
もう20年以上前のヒット曲です。
当時としては、中島さんが初めて卒業ソングを書いた!と話題になりましたね。

ひばり吹雪さんへ。
この「春なのに」以降、ティーンエイジャー向けの曲も多く作られるようになりました。
中島さんにとって「春なのに」がちょっとした転機だったのかもしれませんね。
柏原芳恵さんは、この曲のイメージが一番強いかもしれません。
Posted by 黄色い犬 at 2007年03月04日 21:20
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